勇気づけのアプローチ

課題の分離ができると、対人関係に入っていける。

課題を分離して、土台を築いてから、幸せになるために対人関係に踏み込んで行きます。その時のヒントとなる考えがこれです。

『人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できた事を知ります。』そして、『人は自分には価値があると思えた時にだけ勇気を持てます。』

「ありがとう」という感謝の言葉
「うれしい」「楽しい」という素直な喜び
「助かったよ」というお礼の言葉

これらの感謝の言葉を聞いた時、自分が人の役に立った事を自覚でき、自分には生きている価値があると思えます。勇気づけのアプローチとは、これらの言葉を相手にかけていく事で、相手に勇気をあたえること、そして自分もまた相手に貢献できたことを実感できます。

 

賞罰と、褒めること、叱ること。

ここで、出てくるのが、褒めることと叱ること、また賞罰による動機づけです。「良くできたね」「偉いね」これも勇気づけのアプローチになっているように思えるのですが、これが、まるで反対の影響を相手に与えます。

褒めると言う行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。これは、子供が手伝いをしたときに「偉いね」。大人が、手伝いをした時「偉いね」。この違和感から上の者が下の者に下している評価であることが分かります。

このことから、褒められる事によって人は「自分には能力がない」という信念を形成して行きます。普通の大人であれば「偉いね」何でお前に言われないかんねん!となる筈です。「良くできたね」バカにするな!となる筈です。

人間関係における、縦の関係と横の関係

人は、誰かを見た時に、必ず自分と比べてしまうそうです。そして、上下関係で考えてしまいます。簡単な例でいえば、相手が子供であれば上から目線で話してしまいます。しかし、全ての対人関係を「横の関係」にすることが必要です。すべての人間はそれぞれに能力も違うし仕事上であれば地位も違います。それでも、人間は全て「同じではないけれど対等」という考え方を持ちます。

縦の関係から生じてくるのが劣等感という意識です。お互いの違いをその人の個性として捉える事で、優劣を感じる事なく、職場での地位の違いも、仕事をする上での役割の違いと捉える事で、横の関係を築く事はできます。

縦の関係から抜け出して、全ての人と横の関係を築けた時に、勇気づけのアプローチが出来ます。

 

「ありがとう」と言う感謝の言葉が、自らの価値観を高めます。

何も感謝することがない。と思っても、相手の事を、私に何かしてくれた(行為のレベル)でなく、そこにいてくれるだけでありがたい(存在のレベル)で見る事ができれば、感謝する事は無数にあります。

他者に働き掛けて「私は誰かの役に立っている」と思えたとき、他者から「よい」と評価されるのではなく、自らの主観によって「私は他者に貢献できている」と思えることで、はじめて、私達は自らの価値を実感する事が出来ます。

相手に関心を寄せる事、そして横の関係を築き、勇気づけのアプローチをしていくことで、「私は、誰かの役に立っている」という実感につながり、まわりまわって、貴方の生きる勇気に繋がって行きます。

アドラー心理学の影響を受けて!

私は誰かの役に立てていると感じる

人から認められたいと思う気持ちとどう闘うか。

対人関係のカードは私が握っている。

 

勇気づけのアプローチ” への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 人から認められたいと思う気持ちとどう闘うか。 – みのる.me

  2. ピンバック: 私は誰かの役に立てていると感じる。 – みのる.me

  3. ピンバック: 対人関係のカードは私が握っている。 – みのる.me

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